過払い金により残った負債を完済し、自己破産を行う必要が無くなったケース

Aさんは、長年会社に勤めていましたが、重い病気にかかってしまい、仕事を辞めなくてはならなくなってしまいました。

Aさんには、特に困ったときに頼る親族もいないため、生活保護を受けることになりましたが、それまでに銀行などの金融機関やクレジット会社への借金が複数あったため、その返済ができなくなりました。

Aさんは、生活保護を受けており、借金があった場合にはどうすれば良いのか、自己破産を行うしかないのか、といった内容で当事務所へ相談に来られました。

債権を調査した結果、銀行からの借入金の残額は約50万円ありましたが、カード会社の借入金には、100万円近くの過払い金が発生しているということが分かりました。

すぐにカード会社へ過払い金返還請求通知書を発送し、交渉を行いました。

通知書を送付した結果、カード会社から過払い金を取り戻し、そのお金で銀行の借入金を一括で返済しました。

また、司法書士の報酬もそこから支払っていただき、Aさんは、自分のお金を支払うことなく、全ての借金を整理することができました。

当然、破産を行う必要もなくなりました。

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